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高血糖を5年近く放っておくと神経障害を起こす危険が高くなります。
高血糖=血糖値が基準値を超えた状態を5年近く放っておくと、手足のしびれなどの神経障害を発症するリスクが高まります。神経障害が進行すると手足の感覚が麻痺し、最終的には、細胞組織が死滅してしまう壊疽(えそ)を引き起こし、手足を切断しなければならなくなることもあります。
昭和を代表する演歌歌手の故・村田英雄さんは、糖尿病が進行し、最後は、壊疽により左脚を切断。車椅子生活となった話は有名。ちなみに村田英雄さんは、糖尿病性網膜症も発症し、左目の手術も行なっています。
高血糖は、発症してしばらくは自覚症状が現われないので、ほったらかしになってしまうことも多いのですが、それは要注意。血糖値が基準値を超えていても別に体はなんともないから大丈夫、というのがいちばん危険です。
ちなみにボクが2型糖尿病と診断されたときの血糖値は 271 でした。左腕と左手にしびれをずっと感じていましたが、今になって思うと、あれは高血糖の危険信号だったんだなと思います。今は血糖コントロールがうまくいってるので血糖値は正常値に戻り 86から 90 前後を維持できています。