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2型糖尿病治療薬で脱水症状を起こす人が続出って今日の新聞に載ってたけど
2015年4月16日(木)読売新聞の夕刊に「2014年4月以降、複数の製薬会社が発売している2型糖尿病治療薬の新薬「SGLT2阻害薬」(えすじーえるてぃーつーそがいやく)を服用した人が、脱水症状などの副作用を起こしたとする報告が相次いでいる」という記事が載っていました。
ボクの服用している2型糖尿病の薬は大丈夫かな?
現在、日本で発売されているSGLT2阻害薬は7種類。商品名は、スーグラ・フォシーガ・ルセフィ・アプルウェイ・デベルザ・カナグル・ジャディアンス。
ボクが服用している2型糖尿病の治療薬はトラゼンタ錠5mg。上記のSGLT2阻害薬とは違うので、ひと安心? というわけではありませんが、トラゼンタ錠5mgの使用上の注意にも副作用として低血糖症などを起こすことがあります、と書かれています。
トラゼンタ錠5mgにしてもSGLT2阻害薬にしても薬なので副作用のリスクは伴います。SGLT2阻害薬は、血糖値を下げるほかに体重を減らす効果も期待できるとして、注目を集めている薬ですが、服用にあたっては、効果だけではなく、副作用や服用時の注意などについてもじゅうぶんに理解しておく必要がありますね。
SGLT2阻害薬については、同じ2型糖尿病でも服用が適している人と、適していない人がいます。SGLT2阻害薬が適しているのは、太っている人、肥満や高血圧など2型糖尿病以外の生活習慣病も患っている人で、SGLT2阻害薬が適していないのは、やせている人、脱水症状を起こしやすい人、極端な糖質制限をしている人、腎臓の機能が悪い人など。
SGLT2阻害薬の服用にあたっては、こまめな水分補給を心がけることと、利尿作用のある緑茶やコーヒーなどは、飲み過ぎには注意すること。利尿薬を服用している人は、必ず、主治医に利尿薬を服用している旨を伝えたうえで、2型糖尿病の治療薬を処方してもらうことが大切です。
また、SGLT2阻害薬を服用する場合は糖質制限もしないこと。
以上が、2015年4月16日(木)読売新聞の夕刊に載っていた『2型糖尿病治療薬SGLT2阻害薬の相次ぐ副作用』に関する記事の骨子です。