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丸い 白いキノコの名前はオオシロカラカサタケ。毒キノコでした<写真>
2017年8月17日。ウォーキングをしている近所の県営総合公園で、丸い白いきのこが生えていました(上の画像)。写真を撮っていたら(70代後半と思われる)女性が近寄ってきて、「ご主人(ボクのこと)その白いきのこは毒キノコだから食べちゃダメだよ」と、教えてくれました。
その女性に、この白いキノコの名前は何ていうのか尋ねたところ「 オオシロカラカサタケ 」とのこと。オオシロカラカサタケに似ている「カラカサタケモドキ」というキノコもあるけど、ボクが撮影した、この毒キノコ(上の画像)は、カラカサタケモドキではなく、オオシロカラカサタケだそうです。
オオシロカラカサタケは普通は白ですが、カサが傷つくと赤褐色に変色します。たしかに上の写真のオオシロカラカサタケは赤褐色に変色しています。ちなみにこのオオシロカラカサタケは直径が20センチ近くありました。
家に戻って調べたところ、オオシロカラカサタケの毒性は強く、食べると、嘔吐・下痢・腹痛などの食中毒症状を起こし、生死の境をさまよったという報告もあるようです。2009年(平成21年)7月には広島市で オオシロカラカサタケによる食中毒 が発生し、広島県が注意勧告をした事例もあります。
オオシロカラカサタケの生える季節は春から秋にかけて。夏場に丸い 白いキノコを見かけたらオオシロカラカサタケという毒キノコの可能性がありますので、要注意。絶対に食べてはいけません。