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茄子の読み方は「なす」。季節は夏。茄子を季語に使った俳句は…
茄子――読み方は「なす」。「なすび」とも読みます。夏の野菜の代表格。茄子の語源は、夏に実を結ぶことから「夏実」(なつみ)と呼ばれていたのが「なすび」になって、さらに「なすび」が省略されて「なす」になった、というのが通説ですが、茄子の由来については諸説あります。
茄子の季節は夏。茄子を季語にして詠んだ俳句は、●夕立が洗つていつた茄子をもぐ(ゆうだちが あらっていった なすをもぐ)種田山頭火(たねださんとうか)●採る茄子の手籠にきゆァとなきにけり(とるなすの てかごにきゅあっと なきにけり)飯田蛇笏(いいだだこつ)●朝市やもぎしばかりの茄子並べ(あさいちや もぎしばかりの なすならべ)田中蘇水(たなかそすい)●茄子の紺緊り野良着の中学生(なすのこん しまりのらぎの ちゅうがくせい)飴山実(あめやまみのる)――などが有名。
茄子の美味しい食べ方といえば 茄子の揚げ浸し ――