幼なじみに新盆見舞いはがきをこんな文面で送りました。

昨年末、幼なじみの和子ちゃん（仮名）から喪中はがきが届きました。亡くなったのは和子ちゃんのお父さん（享年87歳）。和子ちゃんのお父さんには、幼稚園から小学校にかけて、いろいろお世話になりました。

川釣りに連れて行ってもらったり、夏休みには和子ちゃんといっしょにプールに連れて行ってもらったり、花火をやってもらったり、セミやカブトムシやクワガタを捕ってもらったり、夏休みの工作の宿題を手伝ってもらったり……和子ちゃんのお父さんにはずいぶんとかわいがってもらいました。

本来なら年賀欠礼はがきをもらったら寒中見舞いを送るのが一般的ですが、ついつい（寒中見舞いを）出しそびれてしまったので、暑中見舞いを兼ねて、新盆見舞いはがきを書いて出しました。暑中見舞いを兼ねた新盆見舞いはがきは手書きではなく筆王（はがき作成ソフト）て作りました。

新盆見舞いはがき文面

幼なじみの和子ちゃん宛てに送った新盆見舞いはがき挨拶文の文面はこんな感じです（上の写真は印刷イメージ）。斜線「／」は改行した場所。はがきは縦書きです。

しづけさに初蝉のまたきこえけり（日野草城）／越谷はアブラゼミが鳴き始めました。いよいよ夏到来。いかがお過ごしですか？／今年は和子ちゃんのお父様の新盆ですね。／和子ちゃんのお父様には、子どものころ、ずいぶんとかわいがってもらいました。夏休みにはプールに連れて行ってもらったり、花火をやってもらったり、セミを捕ってもらったり……。夏になってセミの声を聞くと和子ちゃんのお父様といっしょにセミを捕った光景がよみがえってきます。／新盆を迎えるにあたり、あらためてお父様のご冥福をお祈り申しあげます。本来ならお墓参りに行かなければいけないところですが、遠方より合掌させていただきたいと思います。／なお別便で、新盆見舞いの気持ちとしてお線香をお贈りしましたので、ご受納ください。／これからが暑さも本番、どうか自愛専一に。

和子ちゃんには別便で新盆見舞いとしてお線香を送りました。楽天市場で探したら「淡墨の桜をモチーフにした宇野千代ブランドのお線香」という素敵な商品があったので、それにしました。