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笑うと血糖値が下がる!ストレスは糖の代謝を妨げる
かかりつけの病院で毎月一回行なわれている「糖尿病教室」。今月のテーマは「ストレスと血糖値」。講師は病棟看護師。ストレスと血糖値について分かりやすく解説してくれました。内容をかいつまんでいうと――
ストレスを感じると、脳がそれをキャッチして、すい臓のそばにある副腎(ふくじん)という臓器からアドレナリンというホルモンが分泌されます。アドレナリンはストレスに対抗するためのホルモンなので、アドレナリンが分泌されると血糖値が上昇して体を活動的な状態にし、逆に、血糖値を下げるホルモンであるインシュリンの働きや分泌が抑えられてしまいます。つまり、ストレスが溜まると糖代謝が悪くなので血糖値が上がってしまう、というわけです。
ストレスを和らげる特効薬は「笑う」こと。笑うことでストレスが和らぎ(異常をきたしていた自律神経が整うので)インシュリンの分泌も正常にはたらくようになります。まさに「笑う門には福来たる」ですね。
ストレス解消にテレビやDVDを見るなら「お笑い」がおすすめ。なお感動的な映画を観て涙を流すのも効果があるそうです。