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新玉ねぎの肉詰めスープ煮の作り方
新タマネギの辛み成分である塩化アリルは、新陳代謝を促進し、血液をサラサラにするので、新玉ねぎは糖尿病や高血圧対策におすすめの食材です。また、新玉ねぎに含まれるグルタチオン酸とケルセチンはインスリンの量を増やす働きがあるので、食後血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。
今回は、新タマネギを使った肉詰めスープ煮の作り方をご紹介します。新タマネギの有効成分がたっぷり作り方も簡単で、血糖値が気になるかたにぴったりのレシピです。
新玉ねぎの肉詰めスープ煮(材料)
新玉ねぎの肉詰めスープ煮は、やわらかい新タマネギをくり抜いた中に肉を詰めて、たっぷりのスープで煮込んだ料理です。
我が家では、少し小ぶりのタマネギが手に入ったときに、血糖コントロールをしているボクの夕食に、家内がときどき作ってくれます。今回は旬まっ盛りの新玉ねぎを使って作ってくれました。
小ぶりの新玉ねぎ | 5個 |
ひき肉(今回は合い挽きを使用) | 100グラム |
パン粉 | 20グラム |
卵 | 1個 |
ナツメグ | 少々 |
塩コショウ | 少々 |
顆粒コンソメ | 小さじ1杯 |
牛乳 | 大さじ1杯 |
顆粒コンソメ | 大さじ1杯半 |
塩コショウ | 少々 |
しょう油 | 大さじ1杯 |
お酒 | 大さじ1杯 |
新玉ねぎの肉詰めスープ煮の作り方
タマネギの皮を剥き、上の部分を平らに切り落とします。平らに切った上の部分からタマネギの中身をくり抜きます。あまり削りすぎてタマネギに穴を開けてしまわないように注意します。
くり抜いたタマネギの中身はみじん切りにして中の具として使うので、無駄になりません。みじん切りにしたタマネギに、ひき肉、パン粉、卵、ナツメグ、塩コショウ、顆粒コンソメ、牛乳を加え、ハンバーグを作るときの要領で具材をこねます。今回は合い挽きを使いましたが、豚の挽肉や鳥のひき肉を使ったり、和風、中華風など味付けを変えて楽しむこともできます。
よくこねたミンチを、くり抜いたタマネギの穴の部分に空気が入らないように注意して、詰めていきます。
ミンチを詰めたほうを上にして、鍋に並べ、タマネギの9分目くらいまでお水とスープの調味料(酒・コンソメ・しょうゆ・塩コショウ)を入れ、火をつけます。
煮立ってきたら落し蓋をして、中火でコトコトタマネギがお好みの柔らかさになるまで煮ます。急いで強火にし過ぎるとタマネギが割れてしまうので注意してください。
新玉ねぎの肉詰めスープ煮の完成です。トマト缶を入れてミネストローネ風にしたり、鶏肉のミンチと白だしで和風味のスープにするなど、アレンジもさまざま。血糖コントロールの食事だけではなく糖質制限食にもおすすめです。