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食後血糖値の上昇を抑えるカレーライスの食べ方
今日の我が家の夕食はカレーライス。もちろん2型糖尿病治療中のボクもいっしょにカレーライスを食べました。カロリーと糖質たっぷりのカレーライス。血糖値を上げる食品の代表格ともいえますが、カレーを食べる前とあとにあるものを食べたり飲んだりすれば、食後血糖値の急上昇を緩やかにすることができるんです。食後血糖値の上昇を抑えるカレーライスの食べ方とは――
まず最初に食べるのがザク切りキャベツ。水溶性食物繊維をたっぷり含んだザク切りキャベツを食事の最初に食べることで腸にバリアが張られ、糖が腸から吸収されにくくします。次に食べるのが酢タマネギ。お酢に含まれる酢酸(さくさん)が食後血糖値の急上昇を抑制し、タマネギに含まれる塩化アリルがインスリンの働きを活性化させます。
ザク切りキャベツと酢タマネギを食べたらカレーライス食べます。我が家のカレーライスは2型糖尿病のボクのためにご飯は白米ではなく、十六穀米 などを使っています。玄米を使うこともあります。十六穀米や玄米を使うことで、食後血糖値の上昇率を白米よりも緩やかにすることができます。
カレーライスを食べ終わったら〆は牛乳。食後に牛乳を飲むことで、牛乳に含まれる乳糖が血糖値の急上昇を抑えてくれます。牛乳は低脂肪だと効果が半減しますのでふつうの牛乳がおすすめです。
ポイントは食べる順番。ザク切りキャベツ→酢タマネギ→カレーライス。この順番が大切。最初に水溶性食物繊維を多く含んだ野菜を食べて最後に主食(ご飯=糖質)。そして食事の〆は牛乳。最初にカレーライスを食べちゃうとダメ。食後血糖値が急上昇しちゃいます。食べる順番が大切です。
先月(2016年6月)発売された『 NHKガッテン!夏号 』にも「食べて血糖値を下げる!夏の「+1皿」食事術」という特集記事の中で、血糖値を下げる食べ方なども解説されていますので、食後血糖値の上昇を抑える食事について知りたいかたにはおすめの一冊です。