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食後過血糖の症状は食後血糖値・HbA1c・尿糖の検査数値で分かります。
食後過血糖は食後に血糖値が急上昇したあと急降下する症状なので、一般的な健康診断で行なわれる血糖値の検査(空腹時血糖値の数値)だけでは、見逃されてしまいがち。空腹時血糖値の数値が基準値以下だったので安心していたらじつは食後過血糖だった――なんてことも。健康診断で以下の数値が高めだったヒトは要注意。食生活を見直すいい機会ですよ。
●HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー) の数値が 6.3%以上だと、食後過血糖の疑いがあります。●尿検査で 尿糖 が陽性(+)の場合は、血糖値が基準値を大きく超えて 180mg/dl 以上あった時間帯があったことを示します( 尿糖陽性は食後過血糖の疑いあり! )
このほか、食後血糖値(食後1時から2時間後の血糖値)が 140mg/dl を超えていると食後過血糖と診断されます。
食後過血糖は初期の段階だったら、食生活の改善など適切な対策をとれば、健康な体に戻せますので、心配な方は、病院で食後血糖値の検査をしてもらうか、薬局などで売られている尿糖用の尿検査紙や 血糖自己測定器 を購入して、自分で調べることもできます。