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八重桜を季語に詠んだ俳句五句。奈良七重七堂伽藍八重桜…他
4月16日。近所の河川敷で八重桜が見頃を迎えていました(上の写真)。八重桜(やえざくら)は俳句では春の季語。八重桜を季語に詠んだ俳句では松尾芭蕉の奈良七重七堂伽藍八重桜(ならななえ しちどうがらん やえざくら)が有名。
そのほか、八重桜を読んだ俳句には◇八重桜袖のごとくに重く垂れ(山口青邨)◇八重桜地上に画く大伽藍(村上鬼城)◇おぼろにて木兎(つく)移りゆく八重桜(水原秋櫻子)などがあります。
個人的には、山田弘子の「八重桜ひとひらに散る八重に散る」という句が好きです。