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梅の実を季語に詠んだ俳句五句。あひびきは梅の実よりもひそかなる…他
4月17日。毎日、ウォーキングをやっている近所の県民総合公園では、桜の見頃が終わり、梅の実が少しずつ大きくなってきました(上と下の写真)
梅の実は俳句では夏の季語。梅の実を季語に詠んだ俳句でボクが好きなのは、山口誓子(やまぐちせいし)の「あひびきは梅の実よりもひそかなる」(あいびきは うめのみよりも ひそかなる)
そのほか、梅の実を季語に詠んだ俳句には、◇梅の実の熟せり母の老い深き(古藤春世)◇梅の実のふくらむことよ三日臥す(石田あき子)◇梅の実の朝曇りせるはしづかなり(水原秋櫻子)◇梅の実の子と露の子と生れ合ふ(中川宋淵)――などがあります。