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田水張る。俳句では夏の季語。田水張るの俳句三選
令和元年5月10日。ゴールデンウィークも過ぎ、近所の田んぼでは田植えの準備が始まりました。数日前までは土だった田んぼに水が張られています(上の写真)。田植えに向けて、まだ土が出ている田んぼに水を流し込んで水田にする作業を田水張る(たみずはる)といいます。
田水張る。俳句では夏の季語になります。「田水張る」を季語に詠んだ俳句には、桂信子(かつらのぶこ)の「安曇野や窓近くまで田水張る」(あずみのや まどちかくまで たみずはる)、藤田湘子(ふじたしょうし)の「豊頬の白鳳佛や田水張る」(ほうきょうの はくほうぶつや たみずはる)、鷹羽狩行(たかは しゅぎょう)の「電柱の古色を立たす田水張り」(でんちゅうの こしょくをたたす たみずはり)などがあります。
ちなみに田植えが終わったばかりの田は「 植田 」といいます。