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青田は夏の季語。有名な俳句は星野椿の青田には青田の風の渡りくる
令和元年7月1日。ついこのあいだ田植えが終わったと思っていたら、田んぼ一面が緑で青々としてきた(上の写真)。こういう風景を青田(あおた)というのだろう。青田の意味は、根付いた稲が育って青々としている水田のこと。
青田は俳句では夏の季語。有名な俳句は、俳人・星野立子(ほしのたつこ)の長女で高浜虚子の孫にあたる星野椿(ほしのつばき)の「青田には青田の風の渡りくる」
ちなみに青田を季語に、高浜虚子は「山裾を白雲わたる青田かな」という句を、星野立子は「暮れかぬる青田一眸黒石市」という句を詠んでいる。