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ブルーベリーが血糖値を下げる理由を分かりやすく解説
ブルーベリーが血糖値を下げる理由は、ブルーベリーに含まれている成分・ポリフェノールが、腸内環境の善玉菌を増やし、血糖値を下げるインスリンというホルモンが活性化されるから。
ポイントは「腸内環境」と「ポリフェノール」
それではブルーベリーが血糖値を下げる理由を分かりやすく解説していきましょう。
腸内のある善玉菌が減ると糖尿病になりやすくなる
ヒトの腸内には数百種類・約100兆個の細菌が棲んでいて、腸内細菌が形成する群れのことを腸内環境=腸内フローラと呼びます。
腸内細菌は大別すると、善玉菌・悪玉菌・日和見菌(ひよりみきん)の三種類。善玉菌は腸の調子を整え、悪玉菌は、有害物質を発生させて免疫力を低下させ、日和見菌は、その時々の環境で、善玉菌に協力したり、悪玉菌に協力したりします。
近年、腸内環境と糖尿病についての研究が進み、テタイオタオミクロン菌という善玉菌が減ると糖尿病になりやすい、ということが分かってきました。
ということは、腸内のテタイオタオミクロン菌を増やしてあげれば、糖尿病になりやすい体質から糖尿病になりにくい体質に改善できるわけです。
ポリフェノールが糖尿病になりにくい善玉菌を増やす
そこでポリフェノールの登場です。ブルーベリーに豊富に含まれているポリフェノールは、テタイオタオミクロン菌を増やすことが分かっています。
ポリフェノールを含む食材を積極的に食べることで、腸内のテタイオタオミクロン菌が増えて、インスリンの分泌が促進され、血糖値の上昇を抑えられる体になっていきます。
テタイオタオミクロン菌を増やす薬は、現在は開発されていません。ポリフェノールを含むブルーベリーなどを積極的に食べることで、腸内のテタイオタオミクロン菌を増やしてあげることが必要になってきます。
それにはポリフェノールを豊富に含むブルーベリーはおすすめの食べ物です。冷凍ものでも効果はありますが、ジャムやジュースなど糖分を加えて加工されたものは、おすすめできません。