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インスリンの機能を回復させる菊芋の効果について
天然のインスリンと呼ばれる菊芋(きくいも)の主な効果は次の二つです。◇血中に糖が増えるのを抑える。◇インスリンの機能を回復させる。
糖尿病を改善するには「血中に糖を増やさない」「インスリンの機能を回復させる」ことが重要ですが、菊芋にはその二つを解消する効果が期待できます。
それでは菊芋の効能について分かりやすく解説していきます。
菊芋の効果|血中の糖の増加を抑える
菊芋には天然のインスリンと呼ばれる「イヌリン」という成分が含まれています。イヌリンは、腸で糖分が吸収されるのを抑える働きがあり、血中の糖の増加を防ぎます。
糖尿病は、食事で摂った糖が血液中にあふれ、血糖値やヘモグロビンA1cが高くなる病気なので、血中に糖が増えるのを抑えてくれる菊芋は、血糖値対策にも役立つ食材といえます。
菊芋の効果|インスリンの機能を回復させる
菊芋の主成分・イヌリンは、インスリンを分泌するすい臓の機能を促進し、インスリンの分泌を回復させる働きもあります。
すい臓の機能が活性化することで、インスリンの利き目もよくなって、食後血糖値の急上昇が抑えられ、血糖値コントロールもうまくいくようになります。
菊芋が血糖値コントロールをサポート
菊芋にはイヌリンのほかにも糖代謝を促進するミネラルが豊富に含まれているので、血糖値コントロールにはおすすめの食べ物です。
2014年3月には日本農業学会で「 菊芋のヘモグロビンA1cの抑制効果 」が発表され、菊芋の血糖値を抑える効果も臨床データで実証されました。
楽天市場などの通販でも菊芋は購入できますが、生の菊芋が出回る時期は11月から3月。菊芋の粉末(菊芋パウダー)や菊芋のサプリなどは、一年を通じて販売されています。