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糖尿病の死亡率が大幅に改善された香川県。その理由は?
糖尿病の死亡率が全国ワースト2位だった香川県。2014年に47都道府県中21位と大幅に改善されました。その理由は「県ぐるみで取り組んだ糖尿病予防運動の成果にある」と、2015年11月13日付け 読売新聞 に掲載されました。
以下、概要をかいつまんでご紹介します。
1992年以降、糖尿病による死亡率が全国平均を上回り続けた香川県。2010年からはワースト10位以内で推移。原因は糖質の吸収を緩やかにして食後血糖値の上昇を抑える野菜の摂取不足。
厚生労働省の国民健康・栄養調査では、香川県の成人の野菜の摂取量は、男性は全国ワースト1位、女性はワースト1位。
香川県といえば「うどん」。うどんの原料は小麦粉。小麦粉は糖質の吸収が早く、食後血糖値が急上昇するので、糖尿病には大敵の食べ物。
そこで汚名返上ということで、香川県では「うどんだけじゃなく、野菜もね」「一日三食まず野菜」をスローガンに掲げ「 かがわ糖尿病予防ナビ 」を開設。
糖尿病の基礎知識・体においしい簡単レシピ・簡単エクササイズなどの情報を発信したり、糖尿病教室などの各種イベントを実施した結果、成人の野菜摂取量と糖尿病による死亡率が大幅に改善しました。
ボクの家の近くにも讃岐うどんの人気店「 丸亀製麺 」があるけど、メニューの中でいちばん好きなのは「冷たいぶっかけうどん」。まさに糖質のかたまり(笑)2型糖尿病治療中のボクにとっては禁断の一品。
トッピングに、キャベツのザク切りとか、野菜サラダとか、食後血糖値の上昇を抑える野菜を加えてくれないかな。
丸亀製麺さん、どうでしょう?