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低血糖と高血糖の違いは血糖値が基準値よりも低いか高いかです。
低血糖と高血糖との違いは、一言でいうと、血糖値が基準値よりも低いか高いか、です。血糖値が基準値よりも低い場合は低血糖、血糖値が基準値を超えている場合は高血糖、ということになります。
血糖値の基準値は、空腹時血糖が【 70~109mg/dl 】。食後2時間血糖は【 140mg/dl 未満 】。mg/dl の読み方は「ミリグラム・バー・デシリットル」。mg/dl の意味は、血液1デシリットル(100cc)中にブドウ糖が何ミリグラム含まれているか、という血糖の値(血糖値)を示す単位です。
血糖値は低すぎても体に支障をきたします。血糖値が基準値よりも下がる(60mg/dl以下になる)と「低血糖」を起こし、空腹感・冷や汗・動悸・目のかすみなどの症状が現われ、さらにひどくなると意識障害などを起こし、血糖値が 30mg/dL 以下になってしまうと、脳が活動できなくなって昏睡を起こしてしまいます( 低血糖のこんな症状が出たら危険! )
一方、血糖値が基準値を大きく超えている状態が続くと(目安として 170mg/dl 以上)、高血糖の症状◇異常にのどが渇く◇尿の階数が多くなる◇疲労感◇体重減少――などが出始めます。こうした高血糖の症状がみられるようだと「2型糖尿病」を発症している可能性が高いので、早めに病院で検査をする必要があります。