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一粒300円の高級梅干しをいただいた。甘くてジューシー。これって梅干し?
「この梅干し、一粒300円するんですよ」
知人からおすそ分けしてもらったのは「 紀州南高完熟梅干 しらら 」という高級梅干し。和歌山県田辺市にある中田食品という会社で製造販売されていて、楽天市場でもお歳暮やお年賀などの贈答用として人気ランキングでもおなじみの梅干しだとか。
さすが一粒300円。一粒ごとに白い和紙に梱包されている。地元スーパーの食品売り場ではちょっとお目にかかれない代物(しろもの)だ。知人からいただいたのは一粒だけだが、ありがたくちょうだいすることにした。
「完熟梅干し」というだげあって、ねっとりとした感触。果肉がとても軟らかい。ひとくち食べたところ酸味や塩辛さはほとんど感じず甘くてジューシー。梅干しというよりも 高級なあんぽ柿 に近い。
梅干しは炊きたての白米といっしょに食べるのがいちばんおいしいんだけど、ボクは2型糖尿病の治療中なので、ご飯は白米ではなく、雑穀米や玄米を食べている。今回は、雑穀米に載せていただいた。
正直な感想を言うと、この甘くてジューシーな高級梅干しは、ご飯には合わないような気がする。ご飯にはやっぱり酸っぱい梅干しが合う。この一粒300円の梅干しは、ご飯のお供というよりもお茶うけとして食べたほうがおいしいのではないか――そんな気がした。