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アニサキスによる食中毒を予防するための注意点は魚介類の調理法
近年、魚介類に寄生しているアニサキスによる食中毒が増えています。アニサキスは、アジやサンマ、イカなどにいる寄生虫で、アニサキスの幼虫が寄生している魚介類を食べると、激しい腹痛や嘔吐など食中毒の症状を引き起こします。
アニサキスによる食中毒を予防するためには
アニサキスは、加熱または冷凍により死滅するので、中心部までじゅうぶんに加熱するか、中心部まで完全に冷凍すること(マイナス20度で24時間以上)
また、魚介類を食べる場合は、より新鮮なものを選び、保存方法や調理方法に注意し、目視でも確認をしてから食べてください。アニサキス(アニサキス幼虫)は、長さが2センチから3センチ程度、太さは0.5ミリから1ミリぐらい。白い糸のように見えるので目視でも確認できます。
アニサキスは、傷を受けると胃壁や腸壁への侵入性が低下するので、魚介類を生で食べるときは、細かく刻んで調理することもアニサキスによる食中毒を予防するためには有効な方法です。