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甘夏はすっぱいけど糖質は多くないので血糖値の高い糖尿病でも大丈夫
出入りの植木屋さんが甘夏(あまなつ)を3個持ってきてくれた(上の画像)。植木屋さんの自宅の庭に植えられている甘夏とのこと。ずっしりと重い。重さを計ると1個400グラムほどあった。子どものころ食べた甘夏はとにかくすっぱかった。なので、甘夏は甘くないので、そのまま食べないで砂糖をまぶして食べるのが昔の甘夏の食べ方だった。今、スーパーや八百屋に並んでいる甘夏は昔ほどすっぱくはなく、甘い、とまでは言えないまでも砂糖をまぶさないと食べられない、というほどではない。
植木屋さんからもらった甘夏の皮をむいて食べてみた。すっぱ~い!(笑)子どものころに食べたあのすっぱい甘夏の記憶が蘇ってきた。今はなんでもかんでも果物は糖度が高いと美味しいとか、甘いと美味しい、という評価をされがちだが、甘夏はそもそも酸味が特徴なので、このすっぱさを楽しむのが甘夏の本来の食べ方だとボクは思っている。
子どものころは砂糖をまぶして食べた甘夏だが、2型糖尿病治療中の今は、砂糖をかけて食べると食後血糖値の急上昇を招きかねないので、そのまま食べた。たしかにすっぱいが味わって食べると口の中に甘さも広がる。糖度の高い甘さというよりも爽やかな甘さだ。糖尿病にとって気になるのは糖質だが、甘夏の糖質は100グラムあたり9グラムほどなので、1個とか半個とかだったら、糖分はそれほど気にする数値ではない。
甘夏の旬の季節は夏。甘夏は皮が厚いので食べにくいとか、甘くないから、という理由で食べないヒトも多いようだが、糖質は多くないので、血糖値の高いヒトや糖尿病のヒトでも食べて大丈夫。ただし砂糖をまぶしたり、一度にたくさん食べるのはダメ。食べるんだったら午前中がおすすめ。夜や寝る前はNGです。