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果物は糖尿病の予防になるんです。発症率も下がるんです。
果物には糖質がたくさん含まれているので、血糖値の高い糖尿病の人は果物は食べないほうがいいと言われることがありますが、そんなことはありません。果物は適量なら食べたほうが糖尿病の発症率が下がるという研究結果も報告されているんです――
果物は適量なら糖尿病を予防する効果がある
糖分をたっぷり含んだ果物の食べ過ぎは、血糖値を上昇させてしまいますが、適量なら糖尿病を予防する効果があるんです。適量とは一日250グラム前後。一日250グラムの果物を食べることで糖尿病の発症率が下がるということが欧米で行なわれた研究で明らかになっています。
もちろん食べ過ぎはNG。果物の摂取量が一日400グラムを超えると糖尿病の発症率も上がっていきます。まったく食べない、ほとんど食べないといったようなケース(果物の摂取量が一日100グラム以下)でも、糖尿病の発症率が上がっていきます。
果物を食べる時間帯は午前中。夜や寝る前はNG
ちなみに日本人の果物の一日摂取量は約110グラム。なので糖尿病予防という観点からみれば果物はもっと食べてもいいくらいです。
果物を食べる時間帯は朝や午前中がおすすめ。夜や寝る前にはなるべく食べないように。朝や午前中なら、吸収された果物の糖分もエネルギーに変えられますが、寝る前だとエネルギーに換えられずに血糖値を上げる原因になってしまいます。
糖尿病予防におすすめの果物はアボカド
どんな果物を食べればいいのか? どんなものでもかまいませんが、アボカドは低糖質で抗酸化作用やコレステロールを下げるはたらきもあるのでおすすめです。次は、キウイフルーツ・りんご・いちご・メロン・梨・すいか・さくらんぼ・桃・グレープフルーツなど。バナナは糖質がかなり多いので果物には含めないほうが無難です。
ドライフルーツやジュース(果汁100%)はダメ。あくまでも生の果物です。