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砂糖水は美味しいと子供の頃は思ったが改めて飲むとまずい(笑)
ボクが子供の頃(昭和30年代後半)は夏の飲み物といえば砂糖水だった。
コップに水道の水を注ぎ、砂糖をおさじに2杯ほど入れて、箸でよくかきまわしたら、それをそのまま飲む。ボクの家にはまだ氷が作れる冷蔵庫はなかったので、氷を入れた冷たい砂糖水は飲めなかったが、氷が入っていなくても砂糖水はとても美味しかった。あまりに何杯も作って砂糖水を飲むものだから母親に砂糖をよく隠された(笑)
あれから50年。改めて砂糖水を作って飲んでみた。砂糖水の作り方は子供のころと同じ。コップに水道の水を注ぎ、砂糖を小さじ2杯入れて、よくかきまわし(子供のころは箸でかき回したが今回はスプーンでかき回して)飲んでみた。今は我が家の冷蔵庫は製氷器付きだが、子供のころと同じように氷は入れずに飲んでみた。
「まずい」(笑)
50年前はあんなに美味しいと感じた砂糖水だが、改めて飲むと、おいしいとは思えなかった。50年前は、砂糖水が美味しくて、夏休みには母親の目を盗んでは、一日に何杯も作って飲んだのに……。
今、子供のころと同じように一日何杯も砂糖水を飲んでいたら、間違いなく糖質の摂りすぎで血糖値は基準値を超えちゃうだろうなぁ。まさか50年後、自分が糖尿病になるなんて、子供のころは夢にも思わなかった(笑)
二た匙の砂糖沈むや砂糖水(中田みづほ)