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葉桜を季語に詠んだ有名な俳句。葉桜の影ひろがり来深まり来…他
4月29日。地元の河川敷の桜並木もすっかり葉桜になっています(上と下の写真)
俳句では葉桜は夏の季語。意味は、花が散って若葉になった桜のことをいいます。葉桜を詠んだ俳句で有名なのは、星野立子(ほしの・たつこ)の「葉桜の影ひろがり来深まり来」(はざくらの かげひろがりく ふかまりく)や篠原梵(しのはら・ぼん)の「葉桜の中の無数の空さわぐ」(はざくらの なかのむすうの そらさわぐ)など。
そのほか、◇はざくらや青き巌に青き影(はざくらや あおきいわおに あおきかげ)堀麦水=ほり・ばくすい=◇葉桜や流れ釣なる瀬戸の舟(はざくらや ながれつりなる せとのふね) 杉田久女=すぎた・ひさじょ=◇葉桜に夜は茶屋無し隅田川(はざくらに よるはちゃやなし すみだがわ)政岡子規=まさおか・しき=などがあります。