記事内に広告を含みます
血糖値を下げる入浴法(HPS入浴法)を試してみた感想と効果
血糖値を下げる入浴法として糖尿病治療の現場でもとりいれられている「HSP入浴法」(ヒートショックプロテイン入浴法)。やり方は簡単。42度のお風呂に10分間・週に二回入るだけ。さっそく自宅で試してみました――
HSP入浴法(42度入浴法)のやり方
42度のお風呂に10分間、首まですっぽりつかります。回数は週に二回。一回おこなうと効果が二、三日続くので、月木・火金・水土というような感覚で行ないます。42度だと熱い場合は、41度、40度でもかまいません。目安としては、5分から7分ほど首までつかっていると汗ばんできて、最後の3分から5分間にかけて、額や顔から汗が出る感じです。
HSP入浴法(42度入浴法)のやり方
・ 40度~42度のお風呂に10分間入る
・ 肩までつかる
・ お風呂から出たら10分~15分保温する
・ 入浴前後の水分補給も忘れずに
・ 週に二日を目安に(月木・火金・水土など)
・ 40度~42度のお風呂に10分間入る
・ 肩までつかる
・ お風呂から出たら10分~15分保温する
・ 入浴前後の水分補給も忘れずに
・ 週に二日を目安に(月木・火金・水土など)
42度のお湯に我慢して10分つかる、ということではありませんので、無理は禁物です。心臓や血圧に不安のある人は、主治医に相談のうえで行なってください。
入浴前後の水分補給も忘れずに。お風呂から出たあとは、かなり汗が出ますが、エアコンなどで体を冷やしてはいけません。室温で体を冷ましてください。時間にすると10分から15分といったところです。
せっかく温めた体を急に冷やすと HSP入浴法の効果 が得られません。
HPS入浴法をやってみた
42度入浴法(HPS入浴法)を自宅のお風呂でやってみました。お湯の温度は42度にして湯船に肩までつかりましたが、熱くで、2分で断念(笑)。ボクには42度のお湯は熱すぎたので、翌日、40度にして再チャレンジ。
40度だとちょっとボクにはぬるめかなぁ。10分過ぎてもそんなに汗ばんできません。二日目も終了。
血糖値を下げる以外にも新陳代謝が高まるので体脂肪が燃えやすくなるからダイエット効果も期待できそうです。
三日目、41度にして再び挑戦。今度はいい感じかな。41度のお湯に5分ほど首までつかっていると、じわっと汗ばんできました。7分を過ぎたあたりで、額と顔からも汗が出てきました。最後の1分間(9分から10分にかけて)は、汗が顔から流れてきました。
10分たったので終了。湯船を出て脱衣所でバスタオルで全身を拭きましたが、汗が次々に出てきて、なかなか汗が引きません。
テレビを見ながらバスタオルで体を拭くこと約13分。ようやく汗が引きました。体の芯までしっかり温まっている感じがします。
毎日となるとけっこうたいへんだけど、HPS入浴法は週に二回やればいいので、これなら続けられそうです。
HPS入浴法を試した感想
HPS入浴法(42度入浴法)は、血糖値を下げる効果以外にも、新陳代謝が促進されるので、ダイエット効果も期待できそうです。2型糖尿病で減量中の人には向いているかもしれません。
熱いのを我慢してやると長続きしません。心臓にも負担がかかってしまいます。最初は、40度あたりから始めるのが妥当ですね。市販の入浴剤を使えば、発汗と保温効果が高まるので、ボクは、市販の入浴剤を入れて、41度のお湯でやっています。
週に二回やれば効果が得られるというのも魅力ですね。