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コーヒーは食後血糖値の上昇を抑える? 抑えない?
食後血糖値の上昇を抑える飲み物。緑茶・グァバ茶・桑の葉茶・バナバ茶・ギムネマ茶…などなど、いろろいな飲み物がありますが、コーヒーはどうなんでしょう? コーヒーは食後血糖値の上昇を抑えるのか? 抑えないのか? 調べてみました。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸がインスリンを活性化させる
コーヒーの風味や苦みのもとである「クロロゲン酸」という成分には、インスリンの働きを活性化させる作用があります。インスリンが活性化されて正常に働くようになれば、血中にあふれている糖をコントロールする機能が回復されます。コーヒーは血糖値を下げる?
コーヒーに含まれるクロロゲン酸という成分は、インスリンを活性化させる作用があるので、コーヒーは食後血糖値の上昇を抑える飲み物として最適。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸という成分は、インスリンを活性化させる作用があるので、コーヒーは食後血糖値の上昇を抑える飲み物として最適。
血液中に分解しきれなかった糖があふれている状態が2型糖尿病なので、クロロゲン酸をたくさん含んでいるコーヒーを飲むことは、インスリンを活性化させ、食後血糖値の上昇を抑えることにつながるわけです。
コーヒーは糖尿病の発病率を下げる
アメリカのハーバード大学の研究調査によると、コーヒーを毎日一定量以上飲む人は、まったく飲まない人に比べると、糖尿病になる確率が、男性で50%低く、女性は30%低いという数値が出ています。
日本の調査でも、週に五回以上コーヒーを飲むと、糖尿病の発病率が半減するというデータも出ています。
生活習慣病の死因の関係についても、コーヒーを一日三、四杯飲む人は、ほとんどコーヒーを飲まない人よりも死亡リスクが四分の一も減少するとが分かっています。
血糖値を下げるコーヒーの飲み方
コーヒーが血糖値を下げる飲み物であることは分かりました。それでは血糖値を下げるコーヒーの飲み方をご紹介しましょう。
コーヒーに含まれる血糖値を下げる効果のあるクロロゲン酸は熱に弱いという特徴があります。したがって、高温で焙煎(ばいせん)される「深煎り」(ふかいり)と呼ばれるタイプのコーヒー豆は、クロロゲン酸が、かなり失われてしまっています。
血糖値を下げる効果を期待してコーヒーを飲むのなら、深煎りよりも低温で焙煎される浅煎り(あさいり)タイプのコーヒー豆がおすすめです。
そしてコーヒーを淹れるときのお湯の温度も、沸騰した直後ではなく、80度ぐらいに少し冷ましたお湯でコーヒーを淹れると、クロロゲン酸の損失を最小限に抑えられます。
食後血糖値の上昇を抑えるコーヒーの飲み方
・ 浅煎りコーヒー豆を使う
・ 80度ぐらいに冷ましたお湯で淹れる
・ 砂糖やミルクは入れずにブラックで飲む
・ 食後に飲む
・ 一日3杯~4杯を目安に
・ 浅煎りコーヒー豆を使う
・ 80度ぐらいに冷ましたお湯で淹れる
・ 砂糖やミルクは入れずにブラックで飲む
・ 食後に飲む
・ 一日3杯~4杯を目安に
ミルクや砂糖は入れません。ブラックで飲んでください。飲むタイミングは食後。飲む回数は、一日三、四杯を目安に。食後血糖値の上昇を抑える飲みものとして、ぜひコーヒー(浅煎り)もお試しください。