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生命保険のプラン変更で糖尿病の治療中と伝えたら…
60歳を機に生命保険を見直すことにした。
今まで加入していた生命保険は、死亡時の保証が充実していたものだったが、二人の娘も独立したので、今までよりも保険料が安く、医療関係の保証が充実している「医療終身保険」に切り替えようと思って、ボクの生命保険担当者のAさんに連絡をしたらすぐに自宅に飛んできた。あれやこれやパンフレットや資料を広げ、iPad も駆使して、説明をしてくれた。
話の中で「現在、何か病気の治療で通院などしていますか」と聞かれたので「2型糖尿病の治療中です」と言ったら「えっ? 糖尿病ですか?」と、ちょっと不安げな顔を見せたAさん。
「 糖尿病だと生命保険のプラン変更とか切り替えはできないんですか? 」と、Aさんに訪ねると「そういうことはないんですけど、病状によっては糖尿病の場合は審査が通らないこともあるので……」
糖尿病が悪化して、糖尿病腎症や糖尿病網膜症などの合併症も進んでいるような場合、生命保険の新規加入やプラン変更などは審査が通らないケースもあるとか。
ボクは現在、2型糖尿病の治療中だけど、糖尿病と診断されたとき(1年8か月前)は、血糖値は 271 で、ヘモグロビンA1cは 7.3 だったが、治療開始2か月後から現在まで、血糖値は 88 前後・ヘモグロビンA1cは 5.0 前後をずっと維持している旨を伝えたところ、Aさんは少しほっとした表情を見せた。
「会社に戻って上司に確認をして、後日、被保険者の健康に関する『告知書』をお持ちしますので、そちらに記入していただけますか」と言うことになった。
糖尿病だと生命保険の告知書の記入も面倒
ちなみに「告知書」というのは生命保険に新規加入するときやプラン変更をするときは健康であろうとなかろうと全員が書くものなので、糖尿病だから書かなくてはいけない、というものではない。
糖尿病だと生命保険の見直しや更新もスムーズにはいかないようだ。