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血糖値スパイクとは食後血糖値が一時的に乱高下する症状をいいます。
血糖値スパイクとは、食後血糖値が一時的に急上昇し、すぐに急降下して正常値に戻る症状のことをいいます。折れ線グラフにすると、血糖値が急上昇する様子が尖った釘(スパイク=spike)に似ていることから血糖値スパイクと呼ばれています。グルコーススパイクとも呼ばれます。
正常な体であれば、食後血糖値の上昇は、せいぜい 140mg/dl 程度。その後すぐに血糖値が下がり、空腹時には 110mg/dl 以下になります。血糖値スパイクの場合は、食後血糖値は一気に140mg/dl を超え(200mg/dl 前後まで急上昇することもあります)、すぐに正常値(110mg/dl)まで急降下します。
こうした血糖値スパイクの症状によって、血糖値が乱高下を繰り返すと、血管壁が傷つき、動脈硬化を引き起こすほか、心筋梗塞・脳梗塞・認知症などの原因になることも研究によって分かってきています。
食後血糖値が一時的に乱高下する血糖値スパイクの症状は(まだ)糖尿病ではありませんが、正常(健康体)でもないので、糖尿病につながる予備軍に位置づけられています。そのため血糖値スパイクは「隠れ糖尿病」とも呼ばれています
血糖値スパイクを防ぐには