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菜の花ロードをウォーキング。体重76キロのボクが50分歩いた消費カロリーは?
2015年4月22日。2型糖尿病の運動療法と体重コントロールを兼ねてボクがウォーキングに行っている土手の遊歩道。つい2週間前まではソメイヨシノの桜並木が満開だったんだけど、すっかり葉桜に。今は、土手の両脇に群生している菜の花が満開をちょっと過ぎたけど、菜の花ロードのように続いています。
菜の花の後ろで薄紅色の花を咲かせているのは里桜。ちょうど満開を迎えたあたりです。ちなみに里桜の花言葉は「教養」「高貴」「優美」「純潔」。菜の花の花言葉は「小さな幸せ」。菜の花の黄色と里桜の薄紅色の中をウォーキング。「優美」で「小さな幸せ」を感じます(笑)
葉桜になったソメイヨシノの桜並木を抜けると、河川敷にも菜の花が群生しています。黄色いじゅうたんのように咲き乱れている菜の花の前を流れる川を眺めながら、夏目漱石の「菜の花の はるかに黄なり 筑後川」という句を思い出しました。ちなみにこの川は筑後川ではありません(笑)
2型糖尿病になって以来、ウォーキングをしながら目にする植物を見て「これは食られるのかな? 食べられる植物だとしたら血糖値を下げる成分は含まれてるのかな?」と、すっかり「血糖値を下げる食べ物かどうか」目線になってしまいました(笑)
河川敷に咲いている里桜。桜の葉に含まれている「クマリン」という成分(なんだかゆるキャラみたいな名前だな)には、抗菌作用・抗血液凝固作用・むくみ防止作用などがありますが、残念ながら桜の葉には血糖値を下げる働きはないようです。
ちなみに菜の花(食用の菜の花)には、カリウムなどミネラルや食物繊維が豊富に含まれていて、とくにカリウムには血糖値を安定させる働きがあります。
満開の花を咲かせて目を楽しませてくれている菜の花や里桜を見て、夏目漱石のように風流な句を詠まないで、食べられるのかとか、血糖値を下げてくれるのかとか、そんなことしか考えなくてゴメンナサイね、菜の花さんと里桜さん(笑)
さて、菜の花と満開の里桜が咲いている土手から自宅に戻り、今日のウォーキングに費やした時間は50分。50分のウォーキングで何カロリーを消費したのかな?
薬局でもらった無料冊子『 糖尿病セミナー運動療法のコツ<1>基礎 』(三和化学研究所編)に、ウォーキングの消費カロリーの計算式が載っているので、計算してみました。
ウォーキングで消費したカロリーの求め方
【 1分間のエネルギー消費量(kcal)×体重(kg)×持続時間(分)=運動で消費したエネルギー消費量(kcal) 】(1分間のエネルギー消費量は、早いペースのウォーキングの場合は0.0747、普通のペースのウォーキングの場合は0.0534)ボクは、早いペースでウォーキングをやったので、1分間のエネルギー消費量は0.0747。体重は76.4キロ。持続時間は50分。で、計算してみると、0.0747(kcal)×76.4(kg)×50(分)=282.68(kcal)で、約283カロリーということになります。
菜の花のおひたしだと約300グラム、桜餅だと、関西風の道明寺なら2個、関東風なら3個分のカロリーとほぼ同じ。
今は2型糖尿病の治療を続けながら体重を標準体重まで落とさないといけないので、しばらくは、桜餅はおあずけですね。