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玄米を炊飯器で美味しく炊くには浸水時間を12時間程度とるのがコツです。
2型糖尿病の治療を始めてから食事の内容を玄米と野菜中心に切り換えました(玄米は楽天市場で 山形産はえぬき玄米 を購入)。我が家では玄米は炊飯器で炊いています。圧力鍋もありますが、炊飯器のほうが手軽に炊けるので。
玄米食に切り換えたとはいえ、玄米は白米と比べると正直おいしくありません(笑)あくまでもボクの感想ですが……。2型糖尿病の食事療法として、仕方なくというか、やむを得ずというか、ホントは白米を食べたいんだけど玄米を食べている、という気持ちもあります。
でもどうせ玄米を食べるなら少しでもおいしく食べたい。ということで、炊飯器で玄米を美味しく炊くコツ を、自然食のお店をやっていた伯母に聞いてきました(叔母は高齢のため五年前に店をたたんでしまいましたが)
玄米を炊飯器で美味しく炊くときのコツは二つ――
ひとつめは「水の量」。家庭用の炊飯器で玄米を炊く場合、水の量は玄米の1.5倍が、ちょうどよい水加減です。ちなみに圧力鍋の場合は、水の量は玄米の1.2倍が適量。
そしてふたつめが「浸水時間」。水の中に玄米を浸しておく時間です。この浸水時間が炊飯器で玄米を美味しく炊くいちばんのポイントで、10時間から12時間、水の中に玄米を浸してから炊くと、芯が残らず、ふっくらとおいしく炊きあがります。圧力鍋で玄米を炊く場合は、浸水時間はとらずに、すぐに炊いても大丈夫です。
朝食で、玄米を炊くのであれば、夜寝る前に。夕食に、玄米を炊くのであれば、朝、水に浸しておけば、あとは、炊飯器の基準に従って、スイッチを入れれば0Kです。ちなみに我が家の炊飯器の玄米モードは約60分。
炊飯器のスイッチが切れて玄米が炊きあがったら30分ほど時間をおいて(蒸らして)から「天地返し」をすると、余分な水蒸気が飛んで、ふっくらと美味しい玄米ご飯になります。
天地返しとは、炊きあがったご飯(玄米)をしゃもじで四つに切って、それぞれを上下にひっくり返すことをいいます。天地返しをすることで、余分な水分が逃げ、炊きあがった玄米が、ぺちょっとしたり、水っぽくなるのを防ぎます。
伯母から聞いた炊飯器で玄米を美味しく炊く二つのコツ
・水の量は玄米の1.5倍
・浸水時間は10時間から12時間
を守って炊いた玄米ご飯と、今夜の夕食のメニューは、酢玉ねぎ・キュウリとワカメの酢の物・納豆・ラタトゥイユ(野菜煮込み)・まるっきりお肉 を使ったロールキャベツ・乾燥菊芋入り味噌汁。玄米もふっくら炊けて美味しくいただきました。