記事内に広告を含みます
玉ねぎの血糖値を下げる効果に期待して玉ねぎ丸ごと煮を作ってもらいました。
2型糖尿病と診断され、食事療法の一環として、野菜中心の食事に切り換えて23日目。血糖値を上げやすい食べ物とか、血糖値を下げる(血糖値の上昇を抑える)効果が期待できる野菜とか、いろいろ勉強する機会が増えました。
野菜ソムリエの資格も取得できるかも(笑)
2型糖尿病のヒトや血糖値が高めのヒトは、ミネラルが不足しているといわれています。ミネラルとは、カリウム・リン・クロム・亜鉛などの栄養成分で、野菜や果物に多く含まれています。
クロムというミネラルは、ブロッコリーにも含まれていることを知り、ブロッコリーは嫌いだったけど 、積極的に食べるようになりました。
さて、今回は、ブロッコリーの話じゃなくて玉葱(たまねぎ)
タマネギには、アリシンや硫化プロピルなど多くのミネラル成分が含まれているので、ボクのように2型糖尿病のヒトや血糖値が気になるヒトには、もってこいの野菜です。血糖値対策としてタマネギを食べるのであれば、一日の食べる量は、半分程度が目安。ま、丸ごと1個食べても問題ありません。
といってもタマネギは薬ではありません。あくまでも野菜です。タマネギをたくさん食べれば血糖値が下がって糖尿病が治るというものではありません。この点は誤解のないように。
ボクは、2型糖尿病の治療で、血糖値を下げる薬(トラゼンタ錠5mg)を服用していますが、タマネギをたくさん食べていれば、トラゼンタ錠5mg は飲まなくても大丈夫、というわけにはいきません。野菜は野菜であって薬ではないということですね。
2型糖尿病と太りすぎた体重を標準体重に落とすためにボクが食事制限をしている関係で、我が家の食事を担当してくれている母と家内も夕食に野菜中心のメニューを多く作ってくれるようになりました。
といっても「前から野菜中心のメニューも作ってたけど、お父さんは、そういうときは野菜は食べないで、お肉だけ食べたり、ふりかけご飯にしたりして、いくら野菜も食べなきゃダメよって言っても食べなかったじゃない」と、妻と娘と母に怒られました(笑)
玉ねぎ丸ごと煮の作り方
で、今夜の我が家の夕食には、玉ねぎの丸ごと煮が出ました。
電子レンジで簡単に作れます。材料は、◇玉ねぎ1個◇顆粒コンソメ◇水100cc◇そのほかお好みで、乾燥パセリ・塩・コショウ――。【作り方】(1)玉ねぎの上下を落として皮をむく。(2)耐熱ボウルに玉ねぎを入れてラップを軽くし10分ほどレンジにかける。(3)玉ねぎがやわらくなったら水とコンソメを入れて2~3分レンジにかけてできあがり。※お好みで乾燥パセリをかけたり、塩・コショウで味を整えてください。
スープに出汁(だし)と玉ねぎの旨み・甘みがたっぷり出て、玉ねぎもやわらかくて、とってもおいしかったです。今までだったらスープだけ飲んで玉ねぎは残したかな(笑)
今日(4月7日)は、4月だというのに、朝は雪もちらついて一日とっても寒かったので、玉ねぎの丸ごと煮で体も温まりました。
玉ねぎの丸ごと煮をいただきながら「今、体の中で、アリシンと硫化プロピルが、血糖値の上昇を抑えてくれているのかな。タマネギさん、ありがとう」と、食べ物に感謝するようになったのも2型糖尿病になったおかげかな(笑)